築古マンションをリノベーションして暮らし始め、9か月ほど経ちました。このブログではリノベーションの体験談やリノベ後の暮らしについて発信しています。
この記事では、リノベーションで採用したミラタップの建具(室内ドア)の使用感についてお伝えしようと思います。
当初の見積もりはパナソニックのベリティス
当初提案された設計ではパナソニックのVERITIS(ベリティス)という商品でした。割とよく使われている製品で、私が視聴していたYouTubeのリノベーション動画などでもよく採用されている商品でした。
ショールームでも実物を確認し、すべてのドアでベリティスを採用する予定になっていました。
扉のカラーを選定するなかで、色選択にとても迷っていました。
オークと濃いめグレーのインテリアにしたかったのですが、ベリティスでは希望に近いグレーの建具はなく黒の「ブラックオーク柄(+1.8万円)」か、好きな色として深い青の「ネイビーオーク柄(+1.8万円)」が候補に上がるも、お値段が厳しいんです。
そして、我が家は古いマンションなので、梁が多くドアの高さが取れず、オーダーせざるを得ない場所もあり、オーダーの料金が嵩むことも課題でした。
他メーカーの建具も検討してみる
そこで、もう少し好みのカラーとお値段のバランスが良い建具はないものか、と自分で検討を始めました。
以前一軒家の時に使用していた「永大産業」、その他「大建工業」「YKK」など幾つかの製品について実際にショールームにも足を運びながら検討しました。
(あくまでも個人の見解ですが)どれも一長一短、ガラス面がアクリル製だったり価格の問題だったりデザインだったり・・なかなか「これだ」というものはありませんでした。
そんな中で見つけたのがミラタップ(旧サンワカンパニー)のノッポ(Noppo)でした。
この製品はシンプルな作りで、ドア本体のお値段は抑えめなのです。そして何より好みのカラー「モルタル」色の存在が目を惹きました。
その上、ノッポという名前の通り2700mmの高さまで選ぶことができます。元からハイドアをしたいという気持ちがあったのですが予算の関係で諦めていて、設計士さんに伝えてもいませんでしたが、このドアの存在を知り導入の検討を始めました。
ミラタップの価格の仕組み
ミラタップは2024年10月に旧サンワカンパニーから社名変更したインテリアブランドです。
シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、室内ドアをはじめ洗面台・収納など幅広いアイテムを展開しています。一般的なハウスメーカーや工務店ではあまり見かけない、ちょっとこだわった空間を作りたい人に刺さるブランドです。
そして特徴としてもう一つ、価格設定が独自ということがあります。
ミラタップについては個人で発注しても、工務店から発注してもメーカーからの卸価格に違いはありません。つまり個人で買っても工務店さんが仕入れるのと同等の価格で購入ができるということです。
ミラタップのホームページの情報を元に図解を作成しました。

私が購入した時点ではハイドアを選択しても価格が変わらないという仕様でしたが、現在ハイドアの選択はオプション料金となるようです。
価格の詳細は公式サイトでWeb見積もりができるので、興味がある方は試してみると良いと思います。
一般的なリフォーム建材のお値段のからくり
一方、一般的なリフォーム用の建材や設備は「定価」から割引されるケースが多く、割引率は各メーカーによって異なります。
しかも同じメーカーでも取引相手により割引率が変わるのでA工務店は50%割引、B工務店では40%割引なんてことが良くあります。
※私は専門家ではないので、個人で調べた範囲の情報ですのでその点はご承知おきください。

ミラタップの室内ドア メリット5つ
少し脱線しましたが、ミラタップに話を戻します。
自分で色々調べてから、施工業者さんに相談。ではミラタップにしましょうということで再見積もりをしていただきました。
ドア本体の価格は抑えめでしたが、意外と送料がかかることがわかりました。それでもパナソニックのままでセレクトカラー(オプションの色)を選択やオーダーなど総合的に考えると少し安くなったと思います。(厳密にはどこまでドアの金額なのかがはっきり分からずですが・・)
では、ミラタップの室内ドアを採用してみて感じたメリットをご紹介します。
① サイズオーダーがしやすい
既存のマンションをリノベーションする場合、開口部のサイズが規格品とぴったり合わないことがよくあります。ミラタップは1ミリ単位のサイズオーダーに対応しているため、既製品では対応できない開口部にもフィットさせることができました。
築古マンションのリノベーションには特に助かるポイントです。
② ハイドアにできる
天井高まで届く「ハイドア」に対応しているのも嬉しいポイントです。ただし前述のように、以前はハイドアにしても追加料金はかかりませんでしたが、現在は高さに応じた料金設定になっています。
ハイドアにすると空間がすっきりと広く見えますよね。
実はミラタップに魅力を感じた一つとして、低予算でハイドアを実現可能という点がありました。他のメーカーでもハイドアはありますが、価格が跳ね上がります。
しかし、私の認識が甘くミラタップのドアを選択した3箇所はすべて梁があり天井までのハイドアは実現できなかったという悲しいオチがあります・・
③ グレー(モルタル色)のドア
私が採用した一番の理由がこれ。グレーのドアってなかなかないんです。既製品だとホワイト・ナチュラル・ダーク系が多く、グレーはほとんど選択肢がありませんでした。
ミラタップには好みのモルタル色があり、インテリアのトーンにぴったり合いました。

④ 色による金額アップがない
カラーを変えても価格が変わらないのは地味に嬉しいポイントでした。他メーカーではカラーごとに価格差があることも多いので、好みの色を遠慮なく選べるのは助かります。
⑤ シンプルでスッキリしたデザイン
ミラタップの製品はドアに限らずシンプルでスッキリしたものが多いです。そのようなインテリアを好む方にはおすすめです。
ミラタップの室内ドア デメリット5つ
① 個人での発注が難しい
ミラタップの建具は、個人でも発注することは可能ですが、詳細なサイズ設定やパーツの選択などが難しいと感じました。万が一間違えたら・・と思うと自分での発注はリスクがあると感じました。
私の場合は発注を施工業者さんにお任せし、その分業者さんにマージンが乗る形にはなりましたがリスクヘッジと考えお願いしました。
リノベーション会社に施主支給として持ち込む場合は、事前に業者との相談が必要です。
② 送料がそれなりにかかる
商品本体の価格は比較的抑えめな印象ですが、大型商品のため送料が結構かかります。「本体は安かったのに送料で思ったより高くなった」という感覚はありました。他メーカーと比較する際はトータルコストで考えることをおすすめします。
③ ガラス面が多いと割高感がある
デザイン性を上げようとガラス面が大きいデザインを選ぶと、価格がぐっと上がります。シンプルなフラットドアは手頃ですが、大きめのガラス入りデザインにすると「ちょっと高い」という感覚がありました。
採光が多く取れる扉をつけたかった寝室については、パナソニックのベリティスを採用することでコストを下げることができました。
④ 閉める音が気になる
これは採用してから気づいた点。勢いよく閉めてしまうと「バタン!」という音がします。
正直私が一人でいるときにはそのようなことはないので、使う側の問題ともいえますが(笑)
元気なお子さんなどがいらっしゃる場合は、少し注意が必要かもしれません。
⑤ 白い汚れ?が浮き出てくる
これについては、少し気になる点なのですが、ドア枠などに白い汚れのようなものが浮き出てくるのです。濡れたもので拭くときれいにはなるのですが、しばらくするとまた気になるようになります。
おそらく保護シートの接着剤の残りのようなものだと思うのですが、ちょっと気になります。

まとめ
| 内容 | |
| ✅ 特におすすめな人 | こだわりのカラーを探している・ハイドアにしたい・サイズが特殊 |
| ⚠️ 注意が必要な人 | 採光を重視したい・音に敏感 |
デメリットもありますが、グレーのドアを予算内で実現できたことへの満足度はかなり高いです。
ミラタップのショールームに関する記事も書いていますので、あわせてご覧ください。



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