古いマンションは寒い?外より寒いってホント?

Renovation
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築50年ほど経ったマンションを購入してしばらく住んだ後、リノベーションをして暮らしています。

マンションって家の中、暖かいんでしょ?
古い建物は寒いって聞くけどほんと?

とギモンに思われている方に向け、築50年超えのヴィンテージマンションに住んでみての本音をお伝えしていこうと思います。

前提条件として私はかなり寒がりの方です。

築古マンションの購入を考えられている方への参考になりましたら嬉しいです。

【結論】(我が家に関しては)とても寒いです!

最初に結論をお伝えすると、我が家に関してはとても寒いです。

以前は完全在宅ワークをしていましたが、暖房をつけても寒くて、仕事終わり外に出てみたら外の方が暖かいと感じることも度々ありました。

正直、リノベ後が寒くないというわけではありませんが、少しマシになりました。
とは言え、アイキャッチの画像はリノベ後の我が家で確認した一番低い気温です。(家の中です!)

海外では室内温度が18度を下回るのは法律で規制されているとか・・・7度は完全にアウトですね。

寒い理由として考えられるのは以下3つの理由ではないかと思います。

【理由1】開口部の性能が低く老朽化もしている
【理由2】窓が多い
【理由3】向きが悪い

ただ、古いからといってすべてのマンションが同じとは限りませんが、古い設備のままであれば寒い確率は高いと思います。
なぜなら昔の仕様のため玄関扉や窓など開口部の断熱性能が低い、壁の断熱材が入っていないか、仮に入っていたとしても今よりも性能が劣るからです。

逆にいえば設備を更新することで、快適な家にすることができるとも言えます。

【対策1】設備の更新
【対策2】寒さ対策グッズで冷気を遮断する
【対策3】着込む(笑)

私は建築や不動産のプロではなく素人のため、詳細については専門の方の情報を参考にしていただきたいですが、我が家の場合について私なりに分析した「なぜ寒いのか」と「対策方法」についてお伝えしていきます。

【理由1】開口部の性能が低く老朽化もしている

最初に挙げられるのが開口部の性能についてです。

私が購入したマンションに関しては今まで大規模修繕が何度か行われてきていますが、「玄関ドア」「窓」については(当時のままなのかはわかりませんが)かなり老朽化しています。

もともと性能が低い上に老朽化していますので、断熱性能はかなり低いと言わざるを得ません。

マンション購入時にも、もちろん気になっていたのですが、「立地」「予算」「3部屋以上あること」という条件下で買える物件の選択肢が少なかったため、気になりつつも「いつかお金を貯めてリノベーションすればいいや✨️」と前向きに捉えて購入に至りました。

開口部については以下のような問題があります。

 🏠️ 【玄関】ドアがとてもレトロな鉄の扉。隙間あり。多分断熱のことは考えられていない。
 🏠️ 【玄関】扉横にメールボックス。隙間あり。
 🏠️ 【玄関】扉横がルーバーのようになっていて閉めていても冷気が入ってくる
 🏠️ 【玄関】扉横に謎の開口部がある
 🏠️ 【窓】アルミサッシの枠部分が腐食?して劣化している
 🏠️ 【窓】ガラスが薄い
 🏠️ 【洗面所】室内設置給湯器のための排気口

リノベーションにより、対策ができた点とできなかった点があります。

まずはリノベ前の状況についてです。

【玄関】ドアがとてもレトロな鉄の扉。隙間あり。

私の住んでいるマンションは発売当初は高級な物件だったようですが、玄関扉については団地の扉をイメージしていただければ間違いないです。

出かけるために外に出て鍵を閉めると、玄関の隙間から明かりが見えています。(玄関の照明は人感センサーなので、点いたまま外にでる)

この隙間から冷気が流れ込んできます。

ご存知の方も多いかもしれませんが、玄関扉は共有部となるため勝手に交換することはできません。

【玄関】扉横にメールボックス。隙間あり。

玄関扉横に、扉と同じ素材で出来ている壁のような部分があります。そこにはポストがついています。

マンションに良くある、押すと新聞や手紙が入り、家の内側には書類を受けるようなボックスがついています。ここに手を翳すと風が入ってきているのが分かります。

【玄関】扉横がルーバーのようになっていて閉めていても冷気が入ってくる

同じく玄関横の鉄の壁ですが、なぜかルーバーのような開口部がついています。購入時点では上からの塗装で固まっていて開けることはできませんでしたが、これもまた手を翳すとスースーと空気が通っていることが分かります。

イメージ図

【玄関】扉横に謎の開口部がある

同じ場所にさらにもう一つ、謎の開口部があります。

これが何を意味するのか私にはわかりませんが、想像するに牛乳でも配達する用なのでは??と思っています。

ここも購入時点で開閉はできなかったですが、確実に隙間があります。

イメージ図

【窓】アルミサッシの枠部分が腐食?して劣化している

窓も玄関扉と同じく共用部となりますので、勝手に交換することはできません。

この家のサッシは、今まで住んでいた家のサッシと違いなんとも頼りない感じのサッシです。最近の家のサッシは樹脂製だそうで、我が家のサッシは明らかに「アルミ」製だとわかります。

アルミ部分は腐食しているのか白い斑点のようなものがあり、拭いても落ちませんでした。またゴムパッキンも劣化して剥離している部分があります。

Gemini(AI)に聞いたところ、アルミサッシ本体の耐久年数は20〜30年だそうです。建築当時のままだとすれば耐久年数の倍の期間が経っていることになりそうです。

さらにGeminiに教えてもらったのが、アルミサッシと樹脂サッシの熱伝導率の違いです。なんとアルミサッシは1000倍も熱を伝えやすいそうです(衝撃)

情報の出典https://www.lixil.co.jp/lineup/window/feature/reform

【窓】ガラスが薄い

「ガラスが薄い」というのは測ったわけではないので、正確な表現ではありませんが、体感的にそのように感じます。

以前の家はペアガラスを採用していて空気層があり、ガラス自体の厚みがどれくらいあったのかはわからないのですが、今の家に関してはガラスが頼りない印象です。

厚みはともかくペアガラスと1枚物のガラスの差は大きいです。Geminiの回答を一部引用します。

ペアガラス(複層ガラス)と1枚ガラス(単板ガラス)では、断熱性能に「約2倍」の差があります。
数値で見ると単なる「2倍」ですが、実際に生活する上で感じる「体感温度」や「結露」への影響は、その数字以上の劇的な違いになります。

違うとは思っていましたが、そんなに違うものなのですね。驚きです。

【洗面所】室内設置給湯器のための排気口

古いマンションに時々あるらしいのですが、もともとは給湯器が家の中に設置されていました。洗面所に収納扉があり、その中に給湯器があります。給湯器の排気口(?)のような物があり、そこから冷気が侵入してきて、とても寒いです。

以上が開口部の性能や老朽化による寒さの原因でした。

【理由2】窓が多い

我が家は角部屋で窓が多いです。

LIXILのサイトによると、「住宅への熱の出入りは、夏は7割、冬は6割が開口部から」ということです。

冬に室外に逃げる熱は6割が、夏に室外から流れ込む熱は7割が、開口部からだとわかっています。
引用元:https://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/detail/202204-insulation/

つまり窓や、外気と接する壁が多い角部屋はマンションの中でも熱流出が多いことになります。

実際に以前、新築マンションの角部屋に住んでいたとき、窓が結露したり、窓に近づくととても冷気を感じたりしました。

同じマンションの同じ階の家に遊びに行った時、どちらの家も暖房なしの状態でしたが、角部屋ではない知人の家の方が、かなり暖かいと実感したことがあります。

ただ、窓には採光や景色など良い点もありますよね。

個人的には窓が多い部屋が好みのため、断熱のために窓の少ない部屋を選ぶことは考えませんでした。

【理由3】向きが悪い(南に向いていない)

理由2で窓が多いと書きましたが我が家は主に東向きで、南側には窓がありません。他の3方位に窓があります。

これも購入時にデメリットとしては捉えていましたが、「予算」「立地」「設備」すべての条件を叶えることができなかったため、向きが悪いことは承知の上でこの部屋を購入たので、仕方がないですね・・

もう少し日当たりが良ければ日中の寒さは緩和されるかもしれません。

ここまで寒い理由を書いてきましたが、ここからは我が家でおこなった対策をご紹介します。

【対策1】設備の更新

設備の更新はお金がかかるため簡単にはできませんが、我が家は間取り変更を伴うリノベーションをしましたので、いくつかの対策を取ることができました。

しかし、予算+諸々の事情で思ったよりも断熱対策をすることができませんでした。

まずは、実施した対策です。

玄関扉横の開口部を塞いだ

【理由1】でご紹介した3つの開口部ですが壁を作っていただき、塞ぎました。

もともとDIYでパネルを貼って塞いでいたので、ポストも使用していなかったですし、謎の開口部の見た目もあまり良くなかったので、思い切って壁にしてもらったところ、外気の侵入をかなり防いでくれています。

玄関扉に隙間があることは変わらないため、引き続き玄関付近は寒いですがかなり緩和されたと思います。

室内設置給湯器のための排気口に蓋をした

今回のリノベーションで、家の中にあった給湯器をベランダに移設することができましたのでこの排気口も塞ぐことができました。念のために点検口として、開閉できるよう蓋を付けた形にしています。完全に塞いだわけではありませんが外気の侵入はかなり少なくなりました。

余談ですが、給湯器のベランダ移設は一般的にマンションの理事会の承認が要ります。工事前に申請→承認のフローが必要です。

設備の更新でできなかったこと

一方で、できなかったこともあります。

①内窓の設置

実はマンションの管理組合で窓と玄関の交換の話が出ているようで(不確定ですが)、リフォーム業者さんに相談をしたところ、内窓を付けた場合に一旦外さなくてはならない可能性が高いとのことでした。

その費用負担は自分ですることになるようなので、マンション自体の窓交換・玄関扉の交換に期待して内窓の設置は見送りました。

②壁の断熱材

リノベのプランニング中に壁に断熱材を入れて欲しい旨相談しました。我が家の場合窓が多く断熱材を入れられる箇所が少なく、費用対効果が見込めないのではないかとのお話しでした。

費用を抑えたいこともあり、断念しました。

【対策2】寒さ対策グッズで冷気を遮断する

次に、大きな出費を伴わない現実的な寒さ対策です。

効果が高いと感じたものは、開口部への対策でした。

リノベーション前は、既存のカーテンに取り付けられるカーテンライナーを使っていて、これはかなり効果が高いと感じていました。

リノベ後は採用していませんが、寝室などあまり見た目が気にならない場所であれば結構おすすめの対策です。


突っ張り ハニカムシェード

前述しましたが、玄関ドアの気密性が低く(なく?)玄関付近が寒いです。

玄関横の土間からクローゼットに繋がる間取りですが、コスト削減のため土間とクローゼットの境目に扉を付けていません。

リビングからクローゼットにアクセスしますが、扉を開けるととても寒いです。

ロボット掃除機をクローゼット内に設置しているので、掃除中はクローゼットの扉を開けています。とても寒いので対策のためにハニカムシェードを取り付けました。

窓に取り付けることが多いかもしれませんが、我が家の場合は室内取付です。

オーダーなので届くまでに時間がかかりましたが、かなり効果がありました。シェードを開けているときと閉めているときではヒンヤリ感がまったく違います。

寝室のカーテンもこのシェードに置き換えていこうかと検討中です。


100均グッズで断熱

リーズナブルに100均商品で少しでも断熱を試みています。

サッシ枠用断熱テープ(DAISO)

サッシの枠に貼る断熱テープです。枠のひんやり感が減るので少しは効果がある気がします。ただし、剥がしにくいので要注意です。我が家のサッシはそのまま貼ってしばらく使ってから張り替えようとしたところ剥がれず、あきらめて上張りしてしまいました。

必ずマステなどを貼ってから貼るようした方が良いと思います。

アルミシート厚手タイプ (DAISO)

ラグの下に敷いています。ラグの上でストレッチなどをすることがあるので、その時は少し暖かいような気がします。

【対策3】着込む

対策といえるのか分かりませんが、なるべく暖かい服を着るようにしています。

今年は楽天で 着る毛布 を購入して愛用しています。

ダークエンジェル さんの 防寒レギンス もかなり暖かいです。

同じショップのインナーはかなり昔から愛用しています。
一時期◯ニクロ製品も試しましたが、ダークエンジェル さんの 元祖裏起毛 の方がネックの開き方が使い勝手が良く、暖かさも上だったように感じました。安いのに何年も着られるのも魅力です。

そういえば、リノベ前の昨年はデスクワークをしていると手の甲が冷え切ってしまい、ハンドウォーマーを使っていましたが、今年は使用していません。

少しは家の中が快適になったという証なのかもしれません。

同程度の築古でも開口部が更新されているケース

知人がほぼ同じ築年数のマンションに住んでいます。海の近くのため、塩害による設備の劣化が激しいことから扉もサッシも交換されています。

断熱の有無については分かりませんが、気密性が高い家の玄関ドアやサッシを閉めた時特有の密閉されるような感じがあります。(我が家にはない)

横長の間取りで窓も多いのですが、我が家に比べると暖かいなと感じます。同県内とはいえ立地が異なるので単純比較はできませんが、ドアと窓の性能差を感じました。

また、同じマンション内の別の部屋が売り出されていた時に、内覧させていただいたことがあります。
その部屋には内窓が取り付けられていました。実際に開閉してみましたが、既存の窓を閉めたあとに内窓を締めると、スッと外の音が聞こえなくなり、機密性の高さを実感することができました。

寒い時期ではなかったため断熱性能まで実感することはできませんでしたが、かなり違うのではないかと思っています。

このように開口部が更新されている場合は、寒さの状況はかなり変わってくると考えられます。

まとめ

以上、古いマンションは本当に寒いのか、また寒さ対策について我が家のケースをお伝えしました。

まとめると・・
✳️開口部の設備を更新していない場合、断熱性能が低く室内が寒い可能性が高い
✳️築年数が古くても、設備が更新されていれば断熱性能が上がっていて快適に過ごせる可能性がある

暑さや寒さは個人差が大きいため、参考情報とご理解いただけましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

リノベに適したマンションをお探しの場合は、物件探しから伴走してくれる業者さんにお願いするのが安心です。
中古マンションをお探しの訪問者様が、良い家に出会えることを願っております。

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