リノベーションをして、もうすぐ1年が経ちます。
築50年超のマンションを購入し、5年ほどそのまま住んだのちにリノベーション。人生の大きな決断でしたが、今振り返ると「リノベーションして本当に良かった〜」と心から思っています。
今回は1年住んでみてのリアルな本音をお伝えしようと思います。
なぜこのマンションを買ったのか
長い結婚生活の中で、私は長年悩んでいました。
夫婦関係は精神的にも金銭的にも消耗するものでした。子供たちの教育費や生活費のほとんどを私の収入で賄いながら、自分の行動は常に監視されているような息苦しさ。それが何十年も続きました。
上の子が1歳になる前から保育園に預けて働いてはいましたが、子供二人を自分だけの経済力で育てていく自信がないまま四半世紀を過ごしました。
2人の子供たちが無事に社会人となり、ずっと考えていた離婚に向けて動き始めました。
2人の子供たちには離婚について具体的には話していませんでしたが、私の「離婚」という決断によって、家族全員がバラバラな暮らしになることは避けたいという思いがありました。
そこで子供たちと3人で暮らせる賃貸物件を探しました。
その時は、建売で購入した4LDKの1軒家で、庭や屋上があり都市部としてはそこそこの広さがあり、区役所がある駅まで徒歩圏、割と便利な立地の住まいに暮らしていました。
私の収入で借りられる3DK・3LDKの物件は正直な感想として住みたいと思えるものは見つかりませんでした。子供たちに家賃の一部を負担してもらったらどうですか?と不動産業者さんからも提案がありましたが、私の中ではその選択肢はありませんでした。
「私の家に子供たちが一緒に住んでくれる」または「私が一人で出ていく」の構図しか考えていませんでした。でも後者は寂しいというのが本音です。人生で一度も一人暮らしをしたことがなかったですから・・
そんな中、不動産業者の方から「購入することも考えてみてはどうですか」と提案されたことが転機になりました。
購入は考えてもいなかったのですが、実際に物件を案内していただく中で確かに賃貸より可能性が拡がりそうと感じてきました。
親子ローンの提案もありましたが、まだ若い子供たちの将来を自分の事情で拘束することだけは絶対に避けたく、自分の収入だけで組めるローン、自分だけの力で買える物件。その条件で探した結果、出会ったのがこのマンションです。(とはいえ、明らかな予算オーバーでしたが)
リノベ前の5年間
購入したのは築50年超、3DKのマンション。エアコンが設置できる部屋は2か所だけという環境のなか、私と2人の子供たちとの暮らしが始まりました。
娘の部屋は配管の関係でエアコンが設置できない構造でした。
息子の部屋はエアコンの設定は可能でしたが、そこだけエアコンをつけることは不公平な気がして、子供部屋はどちらもエアコンを設置しないまま暮らし始めました。
ダイニングキッチンもエアコンの取付ができない環境でしたので、私の寝室となる部屋に少し大きめのエアコンを設置。夏は部屋のドアを開け、サーキュレーターでダイニングキッチンに冷気を送るという生活をしていました。
ダイニングルームにはガス栓を増設したので冬場はガスファンヒーターによって暖かく過ごすことができましたが、年々暑くなる夏、火を使って料理をすると全身から汗が吹き出し、限界を感じ始めました。
私はもともとエアコンが苦手で寒がりな方ですが、異常な暑さの中、風も通らず冷気も届かないキッチンで料理をすることにかなりキツさを感じていました。
リノベして良かったこと① 極暑キッチンでの料理から解放された
リノベ後、キッチンにエアコンの冷気が届く環境になった今、夏の料理が苦痛ではなくなりました。
たったそれだけのことかもしれません。でも何年もの間、夏のたびに感じていたあの消耗感がなくなったことが私にとって、とても大きい変化です。
リノベして良かったこと② 子供たちの自立
子供たちが2人とも30代になった頃、私は葛藤していました。
「このまま同居を続けていていいのだろうか」「甘すぎる母親なのかも」
二人とも社会人で、まとまった生活費を入れてくれていたので、住宅ローンの返済や生活費には不安なく暮らす事ができていました。買い物・料理・掃除・洗濯等家事一切はすべて私が担当していました。
正直なところこのマンションを購入当初、子供たちはいずれ自立して出ていくだろうな、だから自分だけの収入でもやっていける家に住もう、という大前提があったんです。
マンション購入後1年も経たないうちに、コロナにより家族全員がリモートワーク、家からほぼ出ない生活が4年ほど続きました。
そんな折「子供部屋おじさん」という言葉をニュースで耳にしました。「おじさん」「おばさん」が何歳からなのか分かりませんが、このままではいけないのではないかと感じてきました。
前述のキッチンの暑さもあり、「お金がたまったら間取り変更のリフォームする」「いずれ一人暮らしをしてね」ということは常に伝えていました。
リノベーションを実行することで、半ば「追い出す」形にはなりましたが、今では二人とも自立して生活しています。時々泊まりに来てくれて、とても良い関係性が築けています。
リノベして良かったこと③ 友だちを招ける家になった
リノベ前の3人暮らしでは、実家の母、妹以外の家族や友人を家に人を招いたことがありませんでした。
理由としては以下のような事があります。
・座ってもらえるスペースがない
・すべての部屋からトイレやお風呂・洗面所にいくにはダイニングを通らなければいけない
→子供たちが在宅中は人を呼べない
・狭さ故の生活感が気になる
・ダイニングにはエアコンがなく人を呼びにくい環境
・キッチンが狭すぎて料理が振る舞うことが困難
リノベーションが終わり、ある程度暮らしが整ってからは友人を自宅に招いてホームパーティをできるようになりました。
友人達も「すごく居心地が良くて長居しちゃう〜」と言ってくたりするのが嬉しいです。キッチンが主役のLDKなので、みんなで料理をしながら飲んだりするのがとても楽しいです♬
実家の母も1軒家住まいの時は元夫に気を遣ってなのかあまり我が家に来なかったのですが、リノベが終わってからは遊びに来てくれる回数が増えました。
後悔したこと リノベ後の出費ラッシュは想定外だった
リノベーションをしたことに大きな後悔はありません。
ただ一つ誤算だったのは、リノベ完了直後の半年間は金銭的にまあまあ苦しい期間になってしまいました。
リノベ費用は事前に計画していましたが、なんだかんだと予算を100万円ほど超過。
それにプラスして、付随する家具家電等の購入費用として100万円ほどを計画していましたが、実際には1.5倍かかってしまいました。
大きなもの(エアコン、ソファー、洗濯機、カーテンなど)は予算内で収まったのですが、細々したものに意外にお金がかかってしまいました。
まったく考慮できていなかったのが、リノベーション前からちょこちょこ購入していて、配送日をリノベ後に設定していた商品たち(ロボット掃除機や、スティック型掃除機、施主支給用に買った金具類など・・)の請求が配送日付近に集中してしまったことです。
想定外に、カード支払いが2ヶ月間で150万円ほどになってしまい、やりくりに手間取ってしまいました(汗)
今考えれば、きちんと別管理しておくべきでした。
大きな出費はきちんと計算していても、その他諸々に思ったよりもお金がかかります。予期していなかった支払いも発生しました。
細かく別管理をするのがベストなのでしょうが、そこまで対応できていませんでした。
楽しみにしていた新居での生活が始まって早々にお金の苦労はイヤだと思います。
私のようにあたふたしないよう、余裕を持った資金計画をされることをオススメいたします。
実際にかかったリノベ費用の詳細(キッチン編)はこちら
→ パナソニックS-CLASSキッチンの費用|仕様・値引き額 ・工事費まで正直に公開
それでも、リノベして良かった?
100点満点で言えば、120点です。
26年の結婚生活に終止符を打ち、ほぼ一文無しの状態でこのマンションを購入しました。当時は本当に払っていけるのか、先が見えない不安がありました。
でも今こうして自分で選んだ家で、自分のペースで暮らしていること、幸せだなあと感じます。
たまたま手相が見られるという方とお話をする機会があり、(占いの類は正直あまり信じないタイプですが)現状に満足している手相だと言われました(笑)。💡確かに!💡と納得でした。
リノベーションは家を直すだけではありませんでした。自分の人生をもう一度、自分の手に取り戻すきっかけだったのだと思っています。
もし今、踏み切れずに悩んでいる方がいれば、一つだけ伝えたいことがあります。
怖くても、人生は変えられます。
これからリノベを考えている方へ
私のブログではリノベーションの体験をできるだけリアルにお伝えしています。費用・業者選び・工事の流れ・暮らしの変化など、正直な気持ちを書いています。
これからリノベーションをする方の参考になれば、という思いで綴っていますので、よろしかったらご覧になってみてください。
業者選びについてはこちら
→ リノベ業者の選定と決め手|築古マンションリノベで2社を比較した実体験
私が依頼したイメチェンでのリノベ体験はこちら
→ 定額制リフォーム「イメチェン」体験レポ



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