はじめに
「良い業者さんって、どうやって選べばいいの?」
リノベーションを考え始めたとき、まず頭を悩ませたのが業者選びでした。
- 失敗したらどうしよう
- 予算が少なくても相談に乗ってもらえる?
- 悪質な業者に引っかかったら?
調べても調べても不安は消えず、最初の一歩を踏み出すのにとても時間がかかりました。
この記事では、私が実際に2社を比較して業者を決めるまでの流れを、本音でお伝えします。これからリノベを考えている方の参考になれば嬉しいです。
リノベ業者を探すために使ったもの
◆YouTube
最初はWebで検索をしましたが、情報が多い一方でなかなか自分にマッチした情報が得られませんでした。
並行して活用していたのがYouTubeです。リノベ会社が自社チャンネルで施工事例や価格帯を公開しているチャンネルを見つけ、自分が実現したいプランはいったいいくら位あったら実現できるのかという点をメインに視聴をしていました。
実際の価格を公開しているチャンネルは多くはありませんでしたが、いくつかの業者さんが費用公開をしていました。
良くみていたのは関西の業者さんで、出演している方の感じがとても良く、リフォーム内容の説明も丁寧で依頼者の希望をなるべく叶えたいという姿勢がみて取れ、とても高感度が高かったです。
文章だけではわからない雰囲気や価値観が伝わってくるのが、YouTubeの大きなメリットだと感じています。
しかし私は関東在住。関西圏を拠点としているこの業者さんにお願いすることはできない状況でした。
こんな感じの業者さんは私の住むエリアにはいないの??と、更に探していき、いくつか候補を見つけました。
◆AI(ChatGPT)
候補を2〜3社に絞った段階で、ChatGPTに「この会社は信頼できそうか」という観点から質問してみました。リノベ業界には残念ながら悪徳な業者も存在するため、念のための確認として活用しました。
◆業者の公式サイト
施工事例のビフォーアフター写真を見て、自分の好みのテイストに近い会社をブックマーク。動画ほど時間をかけずに雰囲気をつかめるので、サイトチェックも並行して行いました。
後で分かったことですが、街の小さな工務店さんはホームページすらないこともまだ多いようです。私が実際に施工していただいた業者さんもホームページは見つかりませんでした。
その事から考えると公式サイトだけで選定するのは難しいかもしれませんが、サイトが公開されている会社については参考にできると思います。
◆相見積もり(これが一番大事)
最終的に2〜3社に絞ってから見積もりを依頼しました。1社だけに頼むのではなく、複数社に依頼することで金額の妥当性が判断できます。
A社(大手リノベ専門会社)との出会い
YouTube でよく動画を投稿していた大手リノベ専門会社(以下A社)に問い合わせました。
私のマンションは55㎡とコンパクトであるため、同じくらいの規模のショールームを持つA社を選びました。ショールームは横浜の古いマンションの一室を使った、等身大の空間。
訪問した時は、実際にその部屋をプランニングされた一級建築士の方が室内を案内してくださいました。
ナチュラルテイストの1LDKのモデルルームを見学した後、2時間かけて丁寧にヒアリングをしていただきました。
- 平日・休日の過ごし方
- 料理の頻度や好きなメニュー
- 来客の頻度
- 趣味(趣味に関する物の収納が必要になるか)
- 将来的なライフプランなど
「暮らし方」を深く聞いていただいたことで、私にあわせたプランを考えてくれるんだ!と、とても期待が持てました。
A社との打ち合わせ:ヒアリングから提案まで
ショールーム訪問から少し後、建築士の方が自宅にいらして現地調査を行いました。真夏の暑い中、エアコンが無い我が家で、大汗をかきながら採寸してくださいました💦
私が抱えていた困りごと
- 8畳のDKが狭いうえに扉が多く有効スペースが少ない
- エアコン設置できる部屋が個室1部屋しかない(DKと他の2部屋はエアコンなし)
- DKの窓が小さく昼間でも暗い
- トイレが激狭
- キッチンのシンクや作業スペースがとても狭い
- 全体的に動線が悪い
- 収納が少ない(ほとんどない)
実現したかったこと
- 広いLDK
- LDK全体にエアコン設置
- 採光と通風の改善
- ストレッチできるスペースの確保
- 家事効率の良い動線
- 収納スペースの確保
約1ヶ月後、A案・B案・C案の3プランが提案されました。好みのインテリアを反映したイメージイラストも添えられており、完成形が具体的にイメージできる資料でした。
私がお願いした予算内での提案になっていました。
気になった点
ただ、A案を確認すると気になる点がありました。
- キッチンが既存のものを再利用する想定になっていた(5年前に交換したばかりでしたが幅1,950mmと小さく、キッチンの入れ替えは譲れない条件だった)
- トイレにドアがないプランになっていた(洗面所と共用な感じ)
この点を相談したところ、修正後の見積もりは税込みだと予算を200万円オーバーする金額になってしまいました。
B社(フランチャイズ系リノベ会社)との出会い
A社の見積もりで、やはりこの金額では難しいかなあ、と感じながらも以前からYouTubeでチェックしていたリノベのフランチャイズ業者さんにも見積もりをお願いすることにしました。
心のなかではB社が本命でしたが、他の業者さんと比べて明らかに安いので何かある??という気持ちを持っていたのです。
B社は工事金額をYouTubeで公開しており、社長さん自ら出演する情報発信が印象的でした。
フランチャイズ形式で、実際の工事はB社の加盟店(以下C社)が担当するスタイル。大手業者と異なり、中間マージンが抑えられ低価格が実現しやすい構造とのことでした。
B社に問い合わせたところ、C社の担当者が自宅に来て現地調査を実施。
A社同様、ヒアリングと採寸ををしていただきました。ヒアリングに関してはA社の方がかなりしっかりしていた印象です。
そして約1ヶ月後に提案をいただきました。
2社を比較して、B社に決めた理由
A社とB社の提案を比べると:
| A社 | B社 | |
|---|---|---|
| デザイン | リノベらしい開放感 | 良く考えくれてはいるものの無難な印象 |
| 予算 | 200万円オーバー | 予算内に収まる |
| 要望への対応 | △(キッチン・ドアに課題) | ○(要望を満たしている) |
B社の提案は「全体的に無難な感じ」ではありましたが、私が困っていたことはすべて解決されていました。にもかかわらず、予算内に収まっていたことが決め手になりました。
B社の担当の方は、この図面はたたき台なので要望を踏まえて修正していきましょうとおっしゃっていたのも決断するのに大きな要素となりました。
A社の担当の方は最後までとても丁寧で、「B社の見積もりはかなりお安いので、見積もり外の追加工事が発生しないか確認した方が良い」とアドバイスをくださり、とても誠実で好感がもてました。
予算に余裕があればA社にお願いしていたかもしれません。
懸念点についてB社に確認したところ、「基本的にすべて見積もりに含まれており、この仕様のままであれば大きな金額変更はない」との回答をもらい、最終的には安心してB社に決めることができました。
2024年9月より、B社(C社)との詳細な打ち合わせがスタートしました。
まとめ:業者選びで大切だと感じたこと
実際に経験してみて、業者選びで重要だと感じたポイントをまとめます。
✅ YouTubeは会社の姿勢・雰囲気を知るのに最適
文章や写真だけではわからない「人となり」が伝わってきます。
仕上がりのイメージも分かりやすいです。
✅ 相見積もりは必ず取る
1社だけでは金額の妥当性が判断できません。2〜3社に依頼することで比較ができ、交渉の材料にもなります。
✅ 予算オーバーのプランに引っ張られない
魅力的な提案でも、予算を大きく超えるなら一度立ち止まることが大切です。
✅ 見積もり外費用が出ないか確認する
安い見積もりには追加費用が潜んでいる場合もあります。事前に確認しておくと安心です。
リノベ費用を抑えるために実践したことはこちらの記事にもまとめています。



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