離婚後の住まい探し、なかなか見つからずに少し焦りはじめていました。
子供二人はすでに社会人でしたが、売却予定の家に一緒に住んでいましたので、親の離婚をきっかけに一家離散のようになるのは避けたかったのと、子供達も私と一緒に住んでくれるということだったので個室が3つある住宅が必要でした。しかし先のことを考えると子供達はいずれ独立するでしょうし、私が一人になったとしても支払っていけるであろう金額の住居を探していました。
金額と間取り、それから住みたい条件を満たす物件はなかなか見つけることができませんでした。
あきらめかけて、ある物件を買いそうになりました。契約寸前のところでした。私に買えるのはこれくらいの物件しかない・・賃貸で暮らすよりだいぶ月々の支払いが抑えられる(月5万円程度の支払い)・・一応3DKだけど一つは部屋とは呼べないほどの狭さ・・駅からの道は人気が少なくだいぶ寂しい感じがする・・廊下などの共用部分が汚いけど物件自体はリフォームしてあるし仕方がない・・など今思えば購入するには突っ込みどころ満載の物件でした。
そこで思いとどまれたのは、もともと持っていた住居へのこだわりだったのかもしれません。
そんな中、大手ではない不動産物件検索サイトで気になる物件を見つけました。メジャーなサイトではなかったので不安もありましたが見に行ってみることにしました。
川崎駅から徒歩15分ほどの距離でバスもたくさん通っています。駐車場付きの物件でした。老夫婦がまだお住まいの物件で、大変物が多くごちゃごちゃしていましたが、もともとはそれなりのグレードのマンションであることがわかりました。とても良いと思ったのですが予算の関係で断念しました。
そしてまた別の気になる物件を見つけました。間取りは希望の3DK、かなり急坂の上の物件ですがターミナル駅まで徒歩10分、物件自体はかなり古いですが、管理状態が良いとの記載があります。また、10年ほど前にリフォーム済みなので部屋の中はきれいそうです。気になるのは少し予算オーバー。それに築年数が古く旧耐震物件で住宅ローン控除は受けられそうにありません。それと住居の向きが南には向いていません。角部屋なのですが、西・東・北面には窓がありますが南側には一切面していませんでした。
デメリットも多かったのですが、とりあえず内覧することにして、青山にある不動産会社に連絡をしました。週末に物件を見せていただき、今まで見た物件の中ではダントツに良いと思いました。予算オーバーであることは間違いなかったのですがこの物件なら万が一払えなくなっても売却や賃貸に出すことも可能だろうと感じました。
そして、この物件を購入しようと決心しました。
そして住宅ローンがなかなか通らないなど、幾つかの難関を超えて晴れて購入することになりました。離婚後の生活に不安があったので、いつかリフォームできたらいいなという気持ちはありつつもその時点では手を入れずにそのまま住むことにしました。
三人で暮らすにはかなり狭い家ですが一人になればまずまずの広さの家です。家にいるのは基本夜と週末だけなのでターミナル駅まで歩けて通勤楽々なのは本当に便利です。いずれ子供達が独立したらリフォームしたいな、という気持ちを胸に無事に離婚し新生活を始めることができました。
そしてその後間もなく、世の中はコロナ禍に突入しました。
まったく想像していなかった3人でリモートワークをするという生活。昼間は家にいない想定で購入した家でしたがこんなに在宅時間が長くなるとは本当に全く想像できませんでした。
次へ続く
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